重ねるハザードマップ・J-SHIS Map
自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したもの。防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド(回避)マップ、リスクマップなどの名称で作成されている場合もある。ハザードマップは土地の成因あるいは地形や地盤の特徴をもとに、被害想定区域、避難経路や避難場所、防災関係施設の位置などの防災地理情報が地図上に図示されている。ハザードマップを利用することにより、災害発生時に住民などは迅速・的確に避難を行うことができ、また二次災害発生予想箇所を避けることができるため、災害による被害の低減に非常に有効である。また、事前にその土地の危険度を確認できるため、日常での判断材料の一つとしても役立てることができる。
重ねるハザードマップ
https://disaportal.gsi.go.jp/maps/
重ねるハザードマップのキャプチャ
表示する情報
- 洪水(想定最大規模)
- 土砂災害
- 高潮(想定最大規模)
- 津波(想定最大規模)
- 道路防災情報
- 地形分類
出典のデータの名称/作成者等
洪水浸水想定区域(想定最大規模)_国管理河川 国土交通省各地方整備局等 【掲載状況】国管理河川448河川を掲載
洪水浸水想定区域(想定最大規模)_都道府県管理河川 都道府県 【掲載状況】都道府県管理河川1376河川を掲載
洪水浸水想定区域(計画規模(現在の凡例))_国管理河川 国土交通省各地方整備局等 【掲載状況】国管理河川441河川を掲載
洪水浸水想定区域(計画規模(現在の凡例))_都道府県管理河川 都道府県 【掲載状況】都道府県管理河川1266河川を掲載
洪水浸水想定区域(計画規模(旧凡例)) 国土数値情報 浸水想定区域データ/国土交通省不動産・建設経済局情報活用推進課、都道府県 【掲載状況】国管理河川・都道府県管理河川499河川を掲載
※「洪水浸水想定区域(計画規模(現在の凡例))」で掲載していない河川のみ掲載しています.
浸水継続時間(想定最大規模)_国管理河川 国土交通省各地方整備局等 【掲載状況】国管理河川428河川を掲載
浸水継続時間(想定最大規模)_都道府県管理河川 都道府県 【掲載状況】都道府県管理河川1218河川を掲載
家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流)_国管理河川 国土交通省各地方整備局等 【掲載状況】国管理河川435河川を掲載
家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流)_都道府県管理河川 都道府県 【掲載状況】都道府県管理河川1221河川を掲載
家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)_国管理河川 国土交通省各地方整備局等 【掲載状況】国管理河川428河川を掲載
家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食)_都道府県管理河川 都道府県 【掲載状況】都道府県管理河川1159河川を掲載
ため池決壊による浸水想定区域 都道府県 【掲載状況】ため池1370箇所を掲載
高潮浸水想定区域 都道府県 【掲載状況】11都道府県(14沿岸)を掲載
津波浸水想定 都道府県 【掲載状況】37都道府県を掲載 ※熊本県のデータにずれが確認されました。
土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊) 国土数値情報 土砂災害警戒区域データ/国土交通省不動産・建設経済局情報活用推進課、都道府県
土砂災害警戒区域(土石流) 国土数値情報 土砂災害警戒区域データ/国土交通省不動産・建設経済局情報活用推進課、都道府県
土砂災害警戒区域(地すべり) 国土数値情報 土砂災害警戒区域データ/国土交通省不動産・建設経済局情報活用推進課、都道府県
土石流危険渓流 国土数値情報 土砂災害危険箇所データ/国土交通省不動産・建設経済局情報活用推進課
急傾斜地崩壊危険箇所 国土数値情報 土砂災害危険箇所データ/国土交通省不動産・建設経済局情報活用推進課
地すべり危険箇所 国土数値情報 土砂災害危険箇所データ/国土交通省不動産・建設経済局情報活用推進課
雪崩危険箇所 国土数値情報 土砂災害危険箇所データ/国土交通省不動産・建設経済局情報活用推進課、都道府県
都道府県液状化危険度分布図 都道府県
道路冠水想定箇所 国土交通省 各地方整備局
事前通行規制区間 国土交通省 各地方整備局
緊急輸送道路 国土交通省 各地方整備局
予防的通行規制区間 国土交通省 各地方整備局
指定緊急避難場所 国土地理院
地震ハザードステーション J-SHIS Map
https://www.j-shis.bosai.go.jp/map/
防災科学技術研究所で「全国地震動予測地図」として新たに整備された250mメッシュの全国版「確率論的地震動予測地図」、主要断層帯で発生する地震に対する詳細な強震動予測に基づく「震源断層を特定した地震動予測地図」、それら計算に用いた全国版深部地盤モデル、250mメッシュ微地形分類モデルなどを一元的に管理し、背景地図と重ね合わせて、わかりやすく表示するシステム。新しく開発されたJ-SHISシステムは、一般ユーザがWebブラウザにより、各種情報を簡単に閲覧することができるオープンソースソフトウェアによる、Webマッピングシステム。特に、新しく開発された機能としては、地震動予測地図とGoogleマップサービスとのレイヤ透過機能を含めた重ね合わせ機能、地図の移動、拡大・縮小を自由に行えるスクロール機能、約250mメッシュに対応した地震動予測地図閲覧機能、住所や郵便番号による詳細な位置検索機能、ブラウザ上での震源断層表示・選択機能、各メッシュの属性値の表示機能などが使用可能となっている。新システムの運用は、2009年7月から開始されている。
「全国地震動予測地図」は、将来日本で発生する恐れのある地震による強い揺れを予測し、予測結果を地図として表したものです。国の地震調査研究推進本部により作成されています。「全国地震動予測地図」は、地震発生の長期的な確率評価と強震動の評価を組み合わせた「確率論的地震動予測地図」と、特定の地震に対して、ある想定されたシナリオに対する強震動評価に基づく「震源断層を特定した地震動予測地図」の2種類の性質の異なる地図から構成されている。
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