天気予報では「晴れ」なのに星空が見えない。
天気とその変化に関する用語 気象庁 予報用語より
快晴: | 全雲量が1以下の状態。 |
晴れ: |
全雲量が2以上8以下の状態。 「全雲量が2以上8以下の状態」は主に観測用である。 天気予報では、予報期間内が快晴または晴れの状態、 および「薄曇り」で地物の影ができる状態に用いる。 |
日が射す: | 全雲量が9以上で青空が見える状態。 a) 雨、曇り時々雨、曇り一時雨などの天気が続いたのち、 全雲量が9以上で青空が見えると予想されたときに用いる。 b) この用語が利用者にとって価値があると判断される 場合に限って用いる。 |
曇り: | 全雲量が9以上であって、見かけ上、中・下層の雲が上層の雲より多く、降水現象がない状態。 |
薄曇り: | 全雲量が9以上であって、見かけ上、上層の雲が中・下層の雲より 多く、降水現象がない状態。地物の影ができることが多く、 予報では「晴れ」として扱う。 |
薄雲が広がる: | 上層雲が広がってくる状態。密度の薄い中層雲を含んでいてもよい。 a) 天気が下り坂になるときに起こることが多い。 b) 晴れから薄雲が広がり、曇りになる変化過程が 遅い場合に用いることもある。 |
出典:気象庁|予報用語 目次
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/tenki.html
星空を観察するのに通常の天気予報では、あまり参考にならない理由
気象庁で用いる予報用語によると晴れの内容にかなりの幅があるのがわかる。天気予報では、「晴れ」は、予報期間内が快晴または晴れの状態、および「薄曇り」で地物の影ができる状態に用いる。
条件に当てはめると快晴:晴れ:薄曇りまでを天気予報では、「晴れ」という事になる。
雲ひとつない状態~雲量が空全体の9割以下であって、上層の雲が中・下層の雲より多く、雨が降ってない状態であれば全て「晴れ」という事。
そこで「星空指数」を参考にしてみる。
星空指数は、その日の夜空が天体観測に適しているかを表す指数で、天気や月の満ち欠けを考慮して計算してる。数字が大きいほど、星空が綺麗に見える可能性が高くなっている。 星空指数 - 日本気象協会 tenki.jp
https://tenki.jp/indexes/starry_sky/
示された指数の表示は下記のようになる。
星空指数 凡例:
0~10
0 今夜は、諦めたほうがよさそう
10 見られたら、かなりラッキーだ
20~30
20 見られるのはわずかな時間です
30 ゆっくり待てば、星が見えるよ
40~50
40 よーく見れば、星が見えるかな
50 ときどき雲がじゃまをするかも
60~70
60 明るい星ならよく見えそうだよ
70 星座観察には、まずまずの条件
80~100
80 星座の観察が十分に楽しめるよ
90 きれいな星空が広がりそうだよ
100 空一杯の星空を楽しめそうだ!
指数が役立つかどうか検証が必要。
指数が役立つかどうか検証が必要。
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