ISS可視情報提供サービス きぼう予報
きぼう予報- 国際宇宙ステーション(ISS)が見える予測日時
https://lookup.kibo.space/
地上から肉眼で国際宇宙ステーション(ISS)を見る為の条件
ISSは自ら光を放ってはいない。(月や金星などと同じように、太陽の光を反射しなければ、輝いて見えない)
ISSを地上から見るためには、ISSに太陽の光が当たっている時間で、かつ観測する周囲が暗くないと(夜間)見ることができない。
ISSは地上 400km 上空にあるため、地上の日が落ちてからしばらくの間は太陽に照らされている。同様に、地上の日の出よりも先に上空の ISS には太陽の光が当たる。季節によっても異なるが、日の出前や日の入り後のおよそ 2 時間は、地上は暗く、 400km 上空はまだ明るい状態になる。この時間帯に ISSが上空付近を通過すれば、夜空に輝くISSを見ることができるということになる。
ISS可視情報提供サービス きぼう予報の利用方法とコツ
グーグルマップなどの地図サイトで緯度経度を調べる
ISSの軌道予測の精度
国際宇宙ステーション(ISS)の位置は太陽の周りを回る惑星や、地球の周りを回る月との関係と同様に中心となる地球重心とISSというふたつの力学的な関係から求めることができる。ただし、地球は完全な球体でないため重力の分布にばらつきがあり、また地球を取り巻く大気がISSの飛行に抵抗として作用するため、地球に近接して周回しているISSの軌道を乱す。その他にも太陽からの放射圧や太陽や月の引力などISSの軌道に複雑な影響を与える。
地上のレーダでISSを観測することで、その時点での軌道情報が得られる。NORADが常時、観測し、毎日更新されているの。そのデータを基に毎日10日先まで計算されている。なるべく観測日直前の予想を参考にした方がより正確な実際の位置と大きくずれてしまわない。
NORADとは
北アメリカ航空宇宙防衛司令部(North American Aerospace Defense Command :NORAD)24時間体制で人工衛星の状況の観測、地球上の核ミサイル・弾道ミサイルの発射警戒や、戦略爆撃機の動向監視などを行っている。
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